『辰泉 純米酒 生詰め 秋上がり』~これぞ理想的なひやおろし~
こんにちは、わさびです!
ひやおろしレビュー2番手は前回の『会州一』と同じく3年前に会津若松を訪れた際に渡辺宗太商店で購入した『辰泉 純米酒 秋上がり』です。前回の『会州一』同様、こちらも東京だと取り扱い店が少なく気になっていたお酒なのでとても楽しみです!
辰泉酒造さんは昭和30年代から徐々に姿を消していった「京の華」という酒米を独自に復活させたり、その酒米を使用したお酒で全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなどかなりこだわった酒造りをされています。いつか京の華を使ったお酒も飲んでみたいですね!
ふくよかな米の旨味と重すぎない味わいのバランスがいい
辰泉定番の純米酒のひやおろしバージョン。3年前に買って去年の10月まで冷蔵庫にストックしてたのでこちらも実質三夏越え。
香りは穏やかながらナッツや穀物系といったニュアンスの熟成香を感じます。口当たりは円く、ふくよかな含みと共に米の旨味が感じられる飲み口。ゆっくりと味わうことで舌の上にじんわりと沸いてくる酸味が心地よい。しっかりとした旨味を感じさせつつ濃すぎず、比較的あっさりとした味わいで肴があれば永遠に飲んでいられるタイプのお酒。
冷酒でいただくよりかは、常温からぬる燗くらいまでがこういうお酒のよさを最大限に引き出せるのかなと思います。ぬる燗でさんまの塩焼きや鍋と一緒にのむと「日本人にうまれてよかった」の一言ですw
個人的に理想的なひやおろし。機会があればまたのみたい一本。
商品情報
特定名称 | 純米酒 |
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原材料 | 米、米麹 |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 15度 |
酒蔵情報
合資会社辰泉酒造 | |
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所在地 | 福島県会津若松市上町5番26号 |
ホームページ | http://tatsuizumi.co.jp/ |