「貴特別純米ふかまり」旨味がのった秋の食材にぴったりな万能食中酒

こんにちは、わさびです。
今回は山口県より「貴」の秋酒を紹介します。

近年、ひやおろしは8月中旬（お盆明け）ごろというまだ残暑の厳しい時期から出荷が始まります。それに対し、10月1日とかなり遅れて解禁される「貴特別純米ふかまり」は「ひやおろし」本来の意味を大切にし、秋の食材と合うようにとしっかり熟成期間を設けられた蔵元の想いが詰まった一本です。

いただきます！

熟成によって生まれた旨味と酸味との最高のバランス、驚くほどふくよかかつ軽快な味わいは焼き魚と合わせたい

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原料米：山口県産山田錦
精米歩合：60%
アルコール分：15度
製造/開栓：20.09/20.11
購入店：小山商店

甘くふくよかな香りに乳酸の様なニュアンス
香りはかなり控えめです。ワイングラスのように口径がすぼまった容器ではほんのりバナナ様の甘くふくよかな香り。逆にお猪口やぐい呑みのように広いと乳酸感がガッときます。

伸びやかな旨味とキレのある酸味が心地よく、いくらでも飲み続けられる
口当たりは軽めですがふくよかな旨味とドライな酸味を感じさせる飲み口。伸びのある旨味は余韻まで続くが飲み込むと同時にスパッと切れる恐ろしいキレ味を兼備える・・・永遠に飲んでいられそうだ！旨味と酸味のバランスが心地よく、料理を求めずにはいられなくなる。そうして料理を口に運んだら今度は無性に酒が飲みたくなる（無限ループって怖い）！

一杯目は、ひやで。二杯目は、ぬる燗で。というキャッチコピーのようにまさに常温からぬる燗が最高なお酒です。常温ではバランスのよさとスルスルいける飲みやすさ、45℃でお湯からあげてお猪口に注ぎ大体40℃くらいのま～るくなってふっくらとした味わいがたまらない！晩酌にちょいちょい飲みましたが一番合った肴はやはり旬のサンマ、それも生ではなく焼きのほうが合う気がしました。

ごちそうさまでした！

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