『仙禽 かぶとむし』~夏酒の代名詞、大人のレモンスカッシュ~
こんにちは、わさびです。前回の投稿から約八カ月ぶり・・・嘘だよな?
ということで『屋守』、『媛一会』に続いて夏酒第三弾は栃木県さくら市から『仙禽』です!※こちらのお酒は2019年6月に小山商店で購入しました。
仙禽と言えば今は当たり前になっている「甘酸っぱ系日本酒」の先駆者的な存在。テロワールを重視した酒造りをコンセプトに掲げ、近年では後述する使用米の完全ドメーヌ化(それも仕込み水と同じ水脈で育てた稲)を達成するほどの徹底ぶり。
今回はそんな仙禽さんが送る夏酒の代名詞的なお酒、『仙禽 かぶとむし』のレビューです!
柑橘を思わせる甘酸っぱいジューシーな味わい
「ドメーヌ」と日本酒呑みにはあまり聞きなれない言葉が使われていますが要は「米作りから製品化まで自分たちで行っているぞ!」ということです。特に表示はないですが大吟醸クラスにお米を磨いています。これだけ磨いた原酒ってあまり飲む機会がないのでとてもワクワクします。
色は透明感のあるライムグリーン。レモンやライムの様な甘酸っぱさをさせる柑橘系の香り。含むとガス感を感じさせつつジューシーな甘酸っぱさが口全体に広がります。スパークリングワインっぽいと言えば分かり易いですが、スイスイいけるにも関わらずやはり日本酒らしい旨味も兼ね備えています。四合なら一日で空けれてしまう程美味しいけど度数は14度ある超危険なお酒ですw
ぬるいコーラよろしく温度が高いとこのお酒の真価が発揮できないので冷蔵庫から取りだしたらなるべく早めに飲むことをおすすめします。クラッカーにクリームチーズディップをのせたものや生ハムのサラダなんかと一緒にいただきましたがとても合いました(イタリアンの前菜に出てくるようなものなら何でも合う気がします)!
数年ぶりに飲みましたがやっぱり美味しいですね!夏にパーティーや飲み会をする際(来年どうなってるかわかりませんが...)にぜひ持っていきたい一本。ラベルデザインもさることながら普段日本酒を飲みなれていない方にも美味しく飲んでいただけると思います。
余談
半年以上間が空いてしまいましたが生きてます。まだしばらくは過去に飲んだお酒の紹介になりますがご了承ください...次回からは去年のんだひやおろし3連となります!
商品情報
特定名称 | - |
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原材料 | 米、米麹 |
原料米 | ドメーヌさくら・山田錦(栃木県さくら市産) |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 14度 |
酒蔵情報
株式会社せんきん | |
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所在地 | 栃木県さくら市馬場106 |
ホームページ | http://senkin.co.jp |