『屋守 純米中取り 直汲み生』
明けましておめでとうございます、わさびです。
令和二年スタートに合わせて日本酒ブログも始めて行きたいと思います!
記念すべき初投稿は地元のお酒でしたいなー・・・ということで東京は東村山より「屋守 純米中取り 直汲み生」のレビューです!
※こちらのお酒は2019年5月に小山商店さんで購入しました。
東京の日本酒と言うと「え、東京で日本酒作ってるの?」「東京の水ってマズそう・・・」という声が返ってきそうですが(かつては自分もそうでした・・・)、そんな声を一蹴し今や全国区の日本酒となったのが「屋守(おくのかみ)」です。
「金婚」で有名な豊島屋酒造さんが「屋守」ブランドをスタートしたのは平成14年、4代目蔵元にあたる田中孝治さんの「東京から全国に美味い酒を届けたい」という想いにより生み出されました。
酒銘には蔵を守り続けていくという想いと酒販店と飲食店の繁栄を守るという二つの意味がこめられているそうです。
余談ですが屋守と書いて「やもり」とも読めることから裏ラベルにはヤモリの絵が描かれています。
屋守は一部を除きほぼ全ての商品に広島県産八反錦を使用しており、無濾過・無加水のまま一本一本瓶詰、貯蔵されます。華やかなかつジューシーな甘旨味、そしてキレのあるその味わいは無類でヤモラーと呼ばれるファン層を形成しているほどです。
ちなみに屋守はラベルの文字色で
赤・・・純米
青・・・純米*中取り
緑・・・純米吟醸
白・・・純米吟醸*雄町
と分けられています。あとは火入れ等の違いでしょうか。
スペックは以下の通り。
使用米 広島県産八反錦
精米歩合 麹:50 掛:55
アルコール度数 16
日本酒度 -0.5
酸度 1.4
豊島屋酒造さんの十八番、広島県産八反錦を100%使用。純米吟醸を名乗れるスペックですが純米酒表記なところに拘りを感じます。今回の夏酒は純米中取り生の直汲み仕様。となれば直汲みならではのガス感に期待が膨らみます!
香りは穏やかながら爽やかな果実(柑橘系?)の様な香りが。ラムネっぽいと言えばわかりやすいかな・・・。
口に含むと期待した通りシュワッとしたガス感、次いで屋守らしいジューシーな甘旨味が口一杯に広がっていき爽やかな苦味を伴ってキレていきます。うまいッ!
通常の純米中取り生と比べてライトな印象を受けました。ガス感がそう感じさせているのか、そういう酒質設計なのかは分かりませんが暑い夏の夜にぴったりなことは確かです!
ガス感あるから早くのまないと、と思う方もいるかもしれませんが2週間くらい経つとガス感は抜け全体的に滑らかになってそれはそれで美味しいです!
というわけで日本酒レビュー第一回目を終わります。
まだ全然いじれてないんであれですがデザインとかちょこちょこ修正していきたいですね。
ちなみに「屋守」特約店は豊島屋酒造さんのウェブサイトで公表されているので興味を持たれた方は是非!
商品情報
商品名 屋守 純米中取り 直汲み生
特定名称 純米酒
原材料 米、米麹
原料米 広島県産八反錦
精米歩合 麹:50 掛:55
アルコール度数 16
日本酒度 -0.5
酸度 1.4
価格(税抜) 720ml/¥1550
1080ml/¥3000
酒蔵情報
蔵元 豊島屋酒造株式会社
所在地 東京都東村山市久米川町3丁目14-10
ホームページ http://toshimayasyuzou.co.jp/